釣りたてのシャコを目一杯食いたい。

みなさん、こんにちは。

ここ数日の日中はといえば

溶けたラードのようにダラダラしてるコノシロです。

このところほんとに暑いですね！

日中に30度を超えない日がない、

というのがとにかく体力を奪っている気がします。

例年であれば、

夕方に渓流へ出掛けて見たり、

はたまたマイカ狙いに繰り出して見たりと、

暑いなりに楽しんでいられたのですが……

異常な高水温や雨の少なさもあり、

マイカは岸寄りせず、

渓流もかなり渇水気味に。

何か良い釣りものはないものかと、

ふと思いつきました。

「シャコなら夕方からだし良いのでは！？」

何より釣りたてをサッと塩茹でした、

その旨さたるや……。笑

ゲストでハゼでもまとまってくれたら、

それだけで晩酌には十分！

(未成年につきただのウーロン茶ですが…笑)

久々に専用仕掛けを自作し、

フィッシングパパにてイソメを頂き海へ！

タックルは本格的なものではなく、

ラテオ2本とハゼ釣り用にエメラルダスを用意。

投げ用リール重たいからね。笑

段差バリにイソメを1〜2センチほどつけ、

50メートルほどキャスト。

その後はヒトデが付かない程度に仕掛けを動かし、

広範囲に探ります。

そんな感じでのんびりやっていると！

1匹目ゲット！

時刻は17時過ぎ。

今回は市販の仕掛けと自作仕掛けを、

1本ずつ使ってましたが、

市販品にきましたね。

その20分ほど後にモヨウハゼ2匹とマハゼのトリプル。笑

デカウグイやらチビクロガシラなんかのゲストも。

ここまでは普段からよく見る顔ぶれですが……

今度はカニですか。笑

なんか貝殻を背負ってますねぇ。

後ろ2対の脚で器用に抱え込むように、

これで身を守っているのでしょうね。

その後は40メートルラインに、

反応が出やすいゾーンを見つけ、

短い間に3匹連続ゲット！

 

自作仕掛けにも2匹！

少し慌ただしいため、

エメラルダスを出す余裕はありませんが、

2本のサオが常に稼働する状態。

やや潮が速く釣りにくくはありますが、

溜まるポイントを見つければこちらのもの！

いよいよこれからというその時……

作業船のご登場により強制移動。笑

いやぁ、もったいない！

久しぶりの釣りのわりに好感触だった所ですが、

ヒットゾーンを捨てざるを得ません。

釣り座を右にずらして再開しますが、

船との位置関係、

潮流や風の向きの関係で、

狙いの場所へ打つことはできそうもありません。

それでもゴールデンタイムの夕まずめから、

夜にかけて粘るものの……

追加は1匹のみ！

最終的にはシャコ5匹にマハゼが3匹。

ほかモヨウハゼのリリース10匹ほど……

マハゼも3匹だと腹も膨れないので、

今回はリリースしました。

決して大漁とは言い難いですが、

サオ2本の短時間で5匹なら上出来でしょうかね。

シャコといえばですが、

死ぬと身が溶けてしまうことが知られてます。

これは脱皮の際に用いる分解酵素が、

死後に自己の組織を破壊してしまうからなんですね。

この酵素は火を通すと失活するので、

生きた状態で茹でてしまえば良いわけです。

漁師さんは浜揚げと同時に茹でてしまいますし、

釣った後もスカリに入れるか、

バケツの水をこまめに変えるなど、

生きて持ち帰ることが重要です。

私の場合は、

海水を含ませたタオルでシャコを包み、

袋に入れて持ち帰ります。

これで30分ほどであれば生きた状態に。

たっぷりのお湯に一掴みほどの塩を入れ、

軽く洗ったシャコをボイルして完成！

粗熱を取りキッチンバサミでチャチャっとね。

右のデロデロになってしまったやつは、

何故かバケツの中で死んでしまった個体なのですが、

殆どの身が無くなり、

アクが固まった様なゲル状になっていました。

こうなると非常に勿体無いので、

極力活かしたまま持ち帰りましょう。

そういうわけで、

ただでさえ5匹と少ないのに、

4匹だけで我慢することになりました。笑

釣りたてをたらふく食う夢を叶えるべく、

もう少し狙ってみようと思います。

それでは！