konosirusの日記

小樽近郊でいろんな釣りを楽しんでます!

シャコイングのメソッドについて(改善の余地アリ)

 

 

 

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皆さんこんにちは!

 

 

前回は投げ釣りで不調なシャコ釣りで、

エギングロッドを使ったら割といい反応だった……

 

 

と言う中で、

「シャコイング」とかいう安易なネーミングを。笑

 

 

 

今回はその詳しい部分を、

紹介してみようかと思います。

 

 

 

最近の釣りの傾向はと言うと、

仕掛けや装備をいかにライトにするかという部分にある気がします。

 

 

 

エギングロッドにもライトエギング対応機種が出たり、

アユイングと言う文化が大手メーカーに注目されたり……

 

 

オフショアのイカ釣りも、

イカメタルが主役になりつつあり、

 

SLJもここ数年で一気にメディアで見かけるように……

 

 

と言う具合ですからね。

 

 

高品質な汎用ロッドが色々出ている、

そう言う面も目立つ気がします。

 

 

 

 

そして手軽でライトな釣りというのは、

私の釣りの好みでもあるんですね。

 

 

もとより注目されていた、

 

「より手軽に、ライトにオールマイティに……」

と言う流れに、

 

コロナ禍のアウトドアブームが加わった形もあるでしょうか。

 

 

 

ちょっと逸れましたね。笑 

 

話をシャコ釣りに戻しますが、

 

 

よく見る一般的なアプローチと言えば、

 

投げ竿やちょい投げするようなロッドを、

三脚に数本セットして、

 

仕掛けには特有の段差バリを使った、

胴付きor天秤仕掛けが使われる。

 

 

 

そんな感じになるかと思います。

 

 

 

 

シャコは砂泥底に巣を作り、

その周辺でエサを探すので、

 

竿数を増やして狙うことで、

広範囲を探ることができる上に数釣りも可能かと思います。

 

 

これはとても理に適った釣り方であることは、

間違い無いでしょう。

 

私もシーバスロッド2本で同様に狙うことがメインですし。

 

 

 

ところがシャコにも活性の良し悪しや、

パターンのようなものがある印象も強いんですよ。

 

日によっては巣穴からほとんど移動しない、

または極端に喰いが浅いと言うのもあり得ます。

 

 

 

 

そこで試して頂きたいのが、

シャコイングと言うメソッドなのです!

 

 

 

この釣り方の特徴は、

 

積極的に広範囲を探ることができ、

繊細な操作を可能にすると言う物。

 

シャコが動かないならこちらから探りに行き、

食い込みが浅いなら細やかな操作で対応すると言うこと。

 

 

 

あくまで「理想は」ですけど。

 

 

 

 

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これは春のヤリエギングの時なので厚着ですが、

 

今やエギングだけでなく、

ハゼにシャコにと大活躍の

 

エメラルダスmx 79l-s

 

です。

(現在はモデルチェンジしてますが)

 

 

こうしたエギングロッドであったり、

ロックフィッシュ用のスピニングタックルであったり、

 

 

他の釣種からの流用で十分かと。

 

ダイワのルアーニストやシマノのルアーマチックなど、

入門用汎用ルアーロッドを使うのもアリですね。

 

 

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仕掛けも非常にシンプルで、

 

チチワ結びで段差バリをセットしたサルカンを、

誘導にしたオモリの先に結ぶだけ!

 

 

手元にあった物だと、

 

6号のステンサルカンに内径2ミリのカラミ止めチューブが、

ベストバランスでした。

 

 

 

 

エサはイソメを使ってもいいでしょうし、

私のようにイカ塩辛を使っても。笑

 

 

 

釣り方はハゼ釣りとほぼ同じ。

 

水深や潮次第ですが、

3号〜5号程度のオモリでフルキャストし、

 

着底後はまずラインスラッグを取ります。

 

 

そうしたらロッドを寝かせてラインを張り、

 

ロッドティップでチョンチョン……と、

 

オモリを軽く揺するように、

少しづつロッドを起こしながら手前に引きつつ誘います。

 

 

竿が頭上に来たら、

ロッドをもとの角度に戻しつつその分のラインを回収、

 

そこでアタリを待ち反応がなければ、

一連の操作を繰り返す……

 

 

と言うような感じですね。

 

 

風が強ければ竿を寝かせるとかは、

まぁ随時対応していただければ。

 

 

 

こんな感じで、

前回は2キャッチの3バラシという結果に。

 

 

「全然釣れてないじゃん!笑」

 

とも思えますが、

同時に出していた2本の投げ仕掛けは、

ノーヒットだったことを加味すると、

 

上出来と言えるでしょう。

 

 

 

前回のバラシの多さはおそらく、

 

フックシステムであるとか、

アワセのタイミングが掴めていなかったから。

 

 

 

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フックシステムは改善点に心当たりがあり、

そちらも紹介します。

 

前回は手持ちのもので急遽揃えたので、

(それで成立する手軽さが良いのですが。笑)

 

フックは上にある赤いハゼ用の流線の8号でした。

 

 

軸が長いのが特徴で、

餌取りに強く餌も付けやすいハリです。

 

市販のシャコ釣り仕掛けでも使われ、

じっくりと食い込ませるならこれで良いのです。

 

 

しかし、

フトコロは浅く軸の長さが仇となり、

 

しっかりと口に入っていないと、

フッキングが決まりにくい面があります。

 

 

そこで使うのはマスバリの9号!

 

 

 

 

 

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シャコ仕掛けでよく使われるヤマメバリとも合わせて、

並べて見るとこのような形状をしています。

 

ヤマメバリは軸も細くフトコロが開いているので、

とにかく掛かりが良いです。

 

 

しかし線が細いので、

 

口の硬い魚やデカウグイとのファイト、

ちょっとした根がかりなどで、

簡単に曲がってしまうことも。

 

 

マスバリは軸がやや太く頑丈。

加えて広いフトコロとテコが働きやすい形状が特徴。

 

ロングテーパー気味なので、

向こうアワセにはなりにくいがバレにくい……

 

ような気がします。笑

 

 

この二つの共通点として、

 

高活性でも食いが渋くても、

しっかりとフッキングに持ち込めるはず。

 

特に流線型に比べて、

早アワセ気味でも掛かりやすい気がします。

 

 

 

つまり、

 

 

・あまり底を引き摺らない投げ仕掛けはヤマメバリ

 

・能動的にアワセるシャコイングならマスバリ

 

・餌取りの多い時は流線型

 

 

と言うのが、

私のとるフック選択となります。

 

 

ただしハリスの長さや太さ、

フックのセッティングはこれから試すことが多そうです。

 

 

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その為投げ仕掛け用も含めて、

大量の段差バリを仕込んでおきました。笑

 

 

 

 

そして最後に、

最も難しいと感じるのが、

 

「アワセのタイミング」

 

なんですよね……

 

 

 

こちらではいませんが、

テナガエビ釣りともしかすると似てるかも?

(そちらはウキ釣りですが)

 

 

シャコのアタリは案外分かりやすく、

 

ラインを通してガリガリとした、

エサをまさぐるような感触が来ます。

 

 

磯でカニ釣りしたことがある方は、

もしかしたら想像つくかもしれません。

 

 

PEラインを使えば明確に感じ取れると思いますよ。

 

 

 

そこからじっくりと、

食い込むのを待つことになりますが……

 

 

あとは勘で行っちゃいます!笑

 

 

 

 

何か決め手になるシグナルとか、

「ヒラメ40コチ20」みたいな目安とか……

 

 

何かしらハッキリと言えるなら良いのですが。

 

こればっかりは、

まだ語れるほど経験がないので何とも。

 

 

張らず緩めずでシャコの感触を確かめ、

躊躇わずしっかりと重さを乗せてアワセると、

 

割としっかり掛かるかな?とは思います。 

 

 

 

近いうちにまた行くと思うので、

その時また紹介、検証できればやってみますね!

 

 

 

 

そう言えば、

 

こんな安易なネーミングなので、

すでに別物があるのではと思い調べて見ると、

 

 

何と引っ掛かるのは

前回の私の記事のみでした。笑

 

 

少なくともネットの世界で、

シャコイングなるものを提唱したのは、

 

私が初なのでは!?

 

 

 

もし、

今後シャコイング文化が広まれば、

 

私は元祖シャコイングアングラーを名乗ることにします。笑

 

 

 

 

 

これを見た方はジャンジャン広めてくださいね。

 

 

 

 

 

それでは!