小樽も投げ釣りシーズンイン!?
皆さんこんにちは。
今年は年明けのコマイの後、
ずっとキュウリウオ科の魚ばかり。笑
チカ釣りで自作ハリ外しも試したかったのですが、
ホッケの回遊で難しい状況に……
そんな訳で今回は、
前回作った遠投仕掛けを使いつつ、
ホッケのショアジギも並行するスタイルで行きます。
風が出る予報にドキドキしながら本命ポイントを覗くと、
案の定釣りのできない荒れ方。
お隣の漁港へと移動しました。
昨年、一昨年と群来で賑わった漁港ですが、
この日は気配なしでした。
先端に着けばやはり風が強いものの、
追い風になるのでなんとか出来そう!
100メートルラインに遠投用胴突き仕掛けを投げ、
灯台の影で風をしのぎつつ待ちました。
張碓沖でニシンを船いっぱいに積んだ、
ほくほく顔の漁師さんとお話しして戻ってみると……
30センチほどのホッケ!
アタリはかなり遠いですが、
何とか本命の魚をゲット出来ました。
しかし、
2時間ほどやってホッケ1匹か。笑
お隣さんが1人やってきた頃、
やっと2度目の良いアタリが!
お!
マガレイじゃん!!
サイズは30ちょっとってくらいかな。
高島岬のように水深のある場所なら、
3月2週目あたりから本格的に釣れ始めるようなのですが、
漁港周辺や南防は4月に入る頃に本格化する感じでしょうか。
この場所は時期的にも早めだし、
このポイントの水深ってかなり浅めなんですよね。
つまり、
まだマガレイが釣れる条件は揃ってないのですよ。
ホッケメインにカワガレイ、クロガシラが来ればラッキー……
くらいに思ってたけど、
望外の大本命が来てくれました。
それから少しして、
風の弱くなるタイミングで出したジグには、
久々のジグでホッケ!
コルトスナイパーフォールはいい仕事しますね。
投げ竿は一本だけなので、
投げ分けとかは考えずに追い風背負ってとにかく遠投!笑
そうは言ってもわたしには130メートルが限界ですが、
足元までよく引いてきたのは良型マガレイ!
メジャーが無いため手ばかりですが、
30センチ台後半というところ。
この時期にこの場所で、
マガレイが2枚も釣れるものなんですね。
今度は30アップのクロガシラ!
裏面真っ白で時期の割に厚み十分の個体ですね。
鱗の感じとかはメスだけど、
抱卵してないみたい……?
味にも期待できますね〜。
上バリに喰いついて、
大きなアタリで楽しませてくれました。
相変わらずの強風ですが、
幸いにも波は高くならずこんな感じ。
バケツの影がある部分だけ、
雪が溶け残ってるのがなんかジワる。笑
時々朝里方面からは、
刺し網にかかるニシンを満載した船が帰ってきます。
盛期ほどアタリは無いし、
ホッケの魚影も薄いけど……
雲が切れて日が入れば、
薄く積もった雪も一気に溶けるし、
それに合わせるようにぽっつらぽっつら反応が出ますね。
17時前の納竿まで頑張って……
こんな感じ。(出し忘れた奴と納竿間際のホッケが2匹居ないけど)
30前後のホッケ4本、
良型含むマガレイ2枚とクロガシラ、
スナガレイ2枚(1枚リリース)、
ちびクロとアイカジカを2匹づつリリース。
こう見ると季節の狭間という感じで、
ちょっと面白いですね。
マガレイの岸寄りが例年以上に進んでる感じの割に、
冬によく見るアイカジカも釣れました。
以前の写真ですがこんな感じの魚で、
ツマグロカジカと共に「ギス」と呼ばれ混同されがち。
ツマグロカジカよりも丸顔というか、
より小型の種でもあり可愛い見た目をしてます。
ツマグロカジカはマガレイと活動する水温が近いのですが、
アイカジカや他のツマグロカジカ属は、
コマイシーズンなどの低水温期に釣れる気がしますね。
1月ごろの水温の低下する時期はアイカジカ、
3月以降の水温上昇期はツマグロカジカっていう感じ?
マガレイは早めに見えるけど、
ツマグロカジカの代わりにアイカジカ……
海の中ってのは不思議ですね〜。
ホッケの回遊もあり、
例年通りクロガシラが寄り早めのマガレイも到来。
多分もう十分に、
投げ釣りが成立するシーズンに入ってそうです。
釣った魚は全部血抜きと神経〆を行い、
クロガシラは案の定良い身質でしたので昆布締め!
一晩寝かせたお陰で、
しっとりと甘味、旨味のある仕上がりでした。
産卵に絡む個体は身が痩せてしまうので、
中々こう言う子は少ないんですよね。
以前崖下りで釣ったやつ(一昨年の3月?)ほどでは無いですが、
ラッキーでした。
ホッケも昆布締め、フライ要員で、
残りのカレイは煮付けにする予定。
小樽にいられるのは後ほんの少し、
次がラストかなぁ〜……
それでは!