釣った魚で豪華な夕食を。
こんにちは、コノシロです。
つい最近始めたばかりなんですが、
アジングも泳がせも思いの外釣れて楽しい!
ですがお裾分けする友人も居ない為、
近頃は冷蔵庫が主にサバで圧迫され気味です。笑
あぁ、友人がいないというのは、
仲の良い人が帰省中だったりするからですよ?
ボッチってわけじゃないです……
たぶん。笑
(いや、まぁ確かに数えるほどですが……笑)
そんな私も折角の獲物をダメにするわけにもいかないので、
一躍お気に入りレシピとなった味噌漬けは仕込んだのですが……
合わせて8尾の大サバは、
たとえ全て味噌漬けにして保存するにしても、
我が家の小さな冷蔵庫を確実に圧迫してしまいます。笑
勿論のこと冷凍保存もしますが、
次回以降の獲物は入る保証がないですし、
何より加工が追いついていないですね。
そんな訳でしてこの釣行における獲物のうち、
サバの2匹は味噌漬けですが他は別の料理行きにしたい。
先日釣ってきましたサバやアジ、
今回はそちらの料理編です。
釣行後は未明に帰宅した際に、
大サバと豆アジは鱗や頭、内臓を落としておきました。
そして良型のアジも腹を見てみると、
なんと幽門垂から腸にかけてしっかり内臓脂肪が!
ブランドものほどではないにしろ、
これは良いアジです。
美味しく食べてやらんと勿体無いので、
刺身にできる処理に路線変更!
血抜きと神経締めがうまくいっていたので、
本当に綺麗な身ですね……
塩水処理をして身の透明感を保ったまま、
浸透圧で余分な水分も取り除き、
しっかりと包んで冷蔵庫へ。
そして翌日の夕食には……
低温で骨までカリッとあげた豆アジと、
1日熟成状態のアジのお刺身!
初めは干物にしようか揚げ物にしようか、
状態を見てからはなめろうも頭をよぎりました。
しかしアジング初の釣果くらいは、
シンプルに味わっておこうとこの選択になりました。
しっとりとした身に香りと甘み、
熟成による旨味も加わり出したタイミングで、
非常に美味しく頂くことが出来ました!
前回分とまとめて作った豆アジの唐揚げは、
言わずもがな酒が欲しくなる……笑
因みに大サバの方なんですが……
味噌漬け用に切っていた断面はこんな感じ。
血合いも皮目も綺麗で鮮度は文句なしですが、
身が白っぽいですよね〜。
これは脂などではなく、
水っぽいホッチャレのような状態なんですね。
鮮度の低いサバはこうなっていたりもしますが、
これは別の理由でしょう。
マグロの身焼けにも近いですかね?
また、すぐに内臓を取り除いたにもかかわらず、
アニサキスが多数身に食い込んでいました。
色素の沈着もあったので、
恐らく生きていた頃から筋肉に移動していたのかと。
お世辞にもいい状態ではないですね。笑
他のサバも似たり寄ったりでしたが、
こちらはアジと一緒に定番の竜田揚げに!
正直言ってサバの竜田揚げはあまり得意ではないのですが、
このサイズの釣りたては初なのでやってみない事には!
醤油、酒、味醂におろし生姜の、
オーソドックスな下味を付けたのち片栗粉で衣付け。
170度でサッと短めに揚げると、
揚げたては流石に美味しくいただけました。
水っぽい身は加熱すると固く締まってしまいがちで、
ややその気配がありますが……
揚げ時間を短くしておけば大丈夫でしたね!
ポン酢でさっぱり食べても美味しかったですし、
冷めてしまった翌日の昼食には即席餡かけもアリでした。
そして前回分の味噌漬けも、
同じタイミングで揚げてみたのですが……
これ優勝。笑
多分なんですが、
味噌特有の香りがサバのクセと合っていて、
糖分がメイラード反応でコクを出してるのか……?
通常の衣で揚げ色がつくまで揚げると、
身が締まってしまいがちかと思うのですが、
それが防げているのかも……
ズバリ旨い!!
大学生の一人暮らしで、
そうそう揚げ物ばかり作るわけにもいかないですが、
釣りすぎて味噌漬けが溜まってきたら、
アジの唐揚げと一緒に作ってみてもいいかも。笑
これまでにも何度もサバは調理してきましたが、
魚のコンディションの割に美味しくできました。
普通の竜田揚げでも買ったサバより美味いのは、
鮮度かはたまた思い入れ補正か……笑
定番料理の中でも味噌煮は特に苦手なんですが、
(肥えたサバを買って作るのは大好物)
加熱時間を極端に短くしたら、
もしかするとイケちゃうのか……?
とも思いましたね。
次回以降で余裕があったら、
そちらも検証するかもしれません。
それでは!