konosirusの日記

小樽近郊でいろんな釣りを楽しんでます!

友達連れて朝里川!!あの魚がまた登場!

 

 

 

こんにちは。

 

 

前回の釣行では勝納川の下流域で

尺サイズに迫るヤマメをキャッチし、

 

渓流のルアーにまた、ハマってしまいそうです。(笑)

 

konosirus.hatenablog.com

 

 

 

そして先週末は気心知れた友人2人と、

久しぶりの朝里川へと渓流フィッシングをしてきました。

 

 

 

1人はこのブログでもお馴染みのノリー氏。

 

もう1人は、

数年ぶりに渓流で共に釣りをする、T氏。

中学の頃には何度となくいっしょにヤマメを釣ってきました。

 

 

 

 

 

朝里川公園付近で昼前に集合。

 

そしてノリー氏の知り合いが当日に、

すぐ近くのポイントでサクラをヒットさせ、

ロッドを折りながらもキャッチしたという話が!

 

やる気満々で、

私はスピニングロッド1本縛りで、

残る2人は共に3.6メートルの延べ竿で提灯釣り。

 

 

 

普段なら魚が付いているポイントには、

水温が低いのか魚の反応がなく、

 

エサ、ルアー共にアタリなし。

 

 

 

魚道下の落ち込みなど、

水量の十分な限られたポイントでやっと反応が。

 

 

スピナーをキャストして沈めてみるとすぐにヒット!

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20センチ弱のエゾイワナ

 

 

目敏いT氏はすぐにそのポイントに仕掛けを流し、

ヒット!

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13センチほどでしょうか。

綺麗なヤマメでした。

 

上手く撮れなくてスマン。

 

 

手返しの良さを生かして

餌つけ途中の2人を横目にキャスト。(笑)

 

そして淵に落ち込んだ白泡の切れたあたりでヒット!

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こちらも20センチほど。

勝納川ではスピナーが劣勢でしたが、

朝里ではいい魚を連れてきてくれています。

 

この後T氏がもう1匹追加。

 

 

 

ここでスレてしまったのかアタリが遠のきました。

 

足が冷えて戦意喪失したT氏を置いて、

ノリー氏と2人でサクラが上がったという場所へ。

 

流石にめぼしいポイントは叩かれていたようで、

餌にウグイが来たのみ。

 

 

 

 

 

川を漕いで釣り下がり、

先ほど連発したような魚道付きの砂防ダムが…

 

魚道の一番下の落ち込みに、

木の根やコンクリートの構造物が絡んだ絶好の流れ!

 

 

 

ダウンクロスで木の根のキワに投げ入れ、

流心に潜り込ませるようにすると

1投目でヒット!

 

ドラグが滑り良型の予感。

 

 

最後は高い足場なので、

抜き上げた魚を空中でネットイン。(笑)

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25センチほどのヤマメ!

 

幅も広く、色もよく出た素晴らしい魚です。

 

 

他にも魚影が確認できましたが、

魚を暴れさせてしまったこともあり、

 

しばらくポイントを休ませるため大きく上流域へ。

 

 

 

 

1キロほど上流へ移動すると、

瀬の中にポイントが点在し、

等間隔に堰堤の入った場所に到着。

 

活性の高い魚が入っていることが多いので

期待して入ったものの、アタリが少なく苦戦。

 

 

 

 

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瀬に中にある岩の陰にできたヨレやY字パターンの流れで、

思い出したようにチビイワナが遊んでくれるだけ。

 

 

エサを流す2人にも、

掛からないアタリが続き、やっと釣ったのはヤマメの幼稚園サイズ。

 

2時間以上かけてかなりの範囲を探りましたが、

イマイチ結果を残せず。

 

 

それでも面白いことがありましたよ?

 

 

川の中を漕いでいると、

なんと未開封の缶詰を発見!!

 

賞味期限は20年の6月。

 

まだ切れていない上に、完全に密閉が保たれているよう。

 

 

 

 

まぁ、

 

高校生3人がそんなもの見つけたら結果はわかりますよね。

 

 

 

Let’s open!! 

 

 

(笑)

 

 

ナイフと、コンクリートに擦り付ける方法で

開封してみると……

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「…………?」

 

見た目からは何かわからん。

 

しかし覗き込もうとすると強烈な臭気が!(笑)

 

 

細かい傷から雑菌が入り腐っていたようですが、

おそらくサバやイワシの缶詰。

 

T氏とノリー氏は、

「じゃんけん負けたら10秒嗅ぐ」みたいなことしてますが、

(頭おかしいでしょ。笑)

 

巻き込まれまいと私は川へ逃げ、

タモ網で川岸の草の陰をガサガサ調査。

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案の定サクラマスの稚魚。

 

縄張り争いは川底を離れた時から始まり、

勝ったものは餌場となる場所を占有し、さらに大きく成長。

 

争いに負けるなど、この時期で一定の大きさより小さい魚は、

ヤマメにはならずに海へ下り、サクラマスになるそうです。

 

恐らくこの稚魚も海へ下る組でしょう。

 

 

大きなサクラマスになって、

戻ってきてくれることを祈って放流。

 

その間、2人は缶詰の匂いを嗅ぐ嗅がないで大騒ぎ。(笑)

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、

 

休ませていた下流のポイントに入るべく、

移動することにしました。

 

 

 

 

到着すると、

日が傾いた分水面が影になりいい雰囲気。

 

川を漕ぎながら下流に進んでいると、

護岸のキワの深みに30センチ強のサクラマスの姿を発見。

 

ミノーには無反応でしたが、

先ほど入った時に比べて雰囲気が出てきました。

 

まずは、

今日ウグイとチビヤマメしか釣っていないノリー氏に任せます。

 

足場の高さと強い流れ、水深の深さにやや苦労しているようで、

エサを補充すべく一旦離脱。

 

 

 

私もミノーやスピナーを投じますが反応なし。

 

 

   私「さっきは魚なんぼか居たけど、来ないね。」

 

ノリー氏「ちょっとこっちの竿でもやって見てくれない?

                  流し方がよくわからないから。」

 

 

 

うーん

 

まぁ沈めてやれば釣れるだろうけど

ここまで反応ないと期待はできないかな…

 

 

 

ノリー氏がとってきてくれたクロカワムシを鈎につけ、

流すコースを変えながら5回ほど通すも反応なし。

 

一番深く沈められそうなコースから、

コンクリと木の根の入るギリギリまで流すと………

 

 

 

…………ッゴ……

 

 

あぁ、流石に根掛かるか?

 

 

 

………ッゴゴン…ガガッ…

 

(??)

 

 

竿を聞き上げてみようか?

 

 

(ヨイショ)

ゴッ!…ゴゴゴゴン!!

 

(!!?)

 

ズドドドドド!

 

 

「うあっ…」

 

 

明らかにヤマメやイワナではない重量感!

 

派手なローリングとアタリ方から、

アメマスかとも思いましたが、

 

アメマスの様に上を向いて上がって来る様子はなく、

竿に力を入れても流れの中で全く動じません。

 

 

……これはもしやサクラか?

 

 

 

 

最初の数十秒、

生命反応のある岩でもかけた様な感触でしたが、

 

痺れを切らした相手が少し浅い場所へ移動して来ると

その姿がはっきりと見えました。

 

 

やっぱりサクラだ!

50センチほどのサイズ!

 

 

 

「ノリー!!サクラきた!!!」

 

すぐ近くで石をひっくり返していた彼は

去年の経験もありすぐに駆けつけてくれました。

 

セッティングは道糸が1.5号ナイロン、ハリスは1号ナイロン。

 

太めのセッティングなので、

アメマスくらい位なら上がりますがサクラはどうか…

 

 

 

私は堰堤の上から釣っていたので、

魚は足元でも高さがありランディング不能

 

ノリー氏が堰堤を降りて

サクラがいる深みのやや上流の横手で、

網を持って待機してくれました。

 

 

かけた状況や、この後のランディングの作戦を話し合いながら、

魚にプレッシャーを与え続けて待ちます。

 

 

 

ヒットから5分もした頃でしょうか。

再び魚が動き、

今度はコンクリの構造物を回り込む様にして暴れます。

 

ラインからはキリキリとラインが擦れる感触が。

 

 

(ヤバイかもな……)

 

 

 

魚も疲れてきたと見え、

水面付近で暴れることが多くなり、エラ洗いをするように。

 

 

これ以上ファイトが長引けば……

 

瞬間的な負荷でラインが切られる恐れがあると感じた私は、

 

魚が水面に顔を出した瞬間に、

一気にノリー氏の前に持って行こうと決意。

 

 

 

 

そして!

 

水面で魚はついに体を横たえた!!

 

 

 

 

「ノリー氏!行くよ!!」

 

 

 

 

 

……………!!

 

 

 

手に力を込め、

ノリー氏の足元まで魚がきた瞬間でした。

 

 

人影に驚いたか、魚は最後のひと暴れで水中へ。

 

 

一気に上流へ走り、竿とラインが一直線になった時、

今度は扇状に下流へと突進!

 

 

 

スローモーションでも見ている様な気分で

その様子を見守りましたが、

 

 

あっさりとラインは切れ、

魚の姿は下流へと消えて行ってしまいました……

 

 

 

 

 

手元に残ったラインには傷が入り、

スパッと切られたハリスのみ残っていました。

 

 

 

 

その後は声にならない叫びが私とノリー氏の口から漏れ、

遅れて駆けつけたT氏も「え?サクラ?マジ?」と連呼。

 

しばらく放心状態でした。

 

 

名残惜しい私は、

同じポイントで少し粘って見ましたが、

 

当然ながらアタリは無し。

 

 

 

あっという間に時間は過ぎて終了時間となり、

 

最終的に3人で10匹ほどという

寂しい釣果で釣り場を後にしました。

 

 

 

 

今回は友人と3人で賑やかに釣りを楽しめましたが、

思う様な釣果を上げさせられなかったのは、少し残念ですね。

 

サクラマスも、

PE0.6号リーダーがフロロ1.75号のルアーニストだったら、

 

あるいは走られたとしても獲れたのかな。

 

 

川で釣るサクラの引きは海の時と違って、

とにかくライトで魚との距離が近くスリル満点!

 

 

そうそう多くはないチャンスですが、

今度はもっと落ち着いてキャッチできればいいと思います。

 

 

 

 

 

 

後半は写真をとっていなかったので、

文字ばかりになってすみません。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

それでは!