konosirusの日記

小樽近郊でいろんな釣りを楽しんでます!

大物ヤマメが3連発! in 勝納川

 

 

こんにちは。

 

実釣時間2時間の割には

とんでもない長文なので、

 

お時間のある時にどうぞ。

 

 

先週は雨が降って、

そのあとの週末は晴れて絶好の釣り日和。

 

 

最近不調なマイカを狙うのは厳しいにしても、

折角だからどこかに行きたい……

 

 

そう思い立ち、

日曜日の夕方に勝納川でサオを振って見る事にしました。

 

 

どうやら整備が入ったらしく、

川岸にあった木々が数カ所で伐採された様子。

 

そのおかげでキャスト出来るポイントが増えていました。

 

 

数日前に雨が降ったおかげで減水気味だった水量は回復し、

水温もやや下がり状況は良さそうです。

 

 

セットしたルアーはダイワの新作「シルバークリークミノー ダートカスタム」。

 

ノーマルに比べて細身ですが、

その分横方向への動きでアピールできそうなルアーです。

 

何度かキャストしてみたところ、

 

対応できる流速はノーマルより狭く、

速い流れでは水面を飛び出したりエビったりしたものの、

 

元々水を噛み泳ぐ設計のためか、

 

ノーマルでは攻めあぐねていたような、

白泡渦巻くような淵の中でも泳いでくれました。

 

そして前傾姿勢で泳ぐので、

ジャークさせてもレンジキープができるルアーのようです。

 

そしてこれらの特性がこの後素晴らしい活躍を見せます。

 

 

ひとまずお初ルアーの試験という事で、

ダートカスタム1本縛りでやって見る事にします。

 

手早くポイントを探り釣り上がりますが、

やっと反応があったのは南樽市場よりも上流でした。

 

f:id:konosirus:20200819140347j:plain

 

15センチもないサイズですが、

前の週の朝里に比べてずっといいサイズ。笑

 

 

その後も10センチ台のヤマメや、

小型のウグイが顔を出してくれます。

 

よし、これで釣れることはわかったぞ…

 

 

 

 

国道よりもやや上流へと上がって行き、

いかにも水深がありそうなポイントを見つけました。

 

 

ポイントの上流に立ち、

ダウンクロスでトゥイッチングしながら通してみると……

 

 

 

ギラッ…!

 

 

(!?)

 

 

何やら大物のチェイス……

 

 

背中がザワっとする瞬間ですよね。笑

 

 

すこし間を置いてからもう一度キャストしますが、

今度は反応がありません。

 

 

ノーマルの50sを通してみますが、

落ち込みの白泡の浮力でうまく泳いでくれません。

 

 

ダートカスタムに戻してみて、

トゥイッチングではなくショートジャークで誘ってみます。

 

 

すると更に少し深いレンジを引けている感覚があり、

泡の下に潜らせていくと……

 

 

ブルルッ、ブルルッ、 ガンッ!!

 

 

 

ジジジィ〜〜ッ!!

 

 

 

強烈なアタリ!

 

流心に入り込み、ドラグが出されます。

 

 

さっき見えた大物であれば逃したくない!

 

 

インテンションを保ったまま、

相手にプレッシャーをかけ続けていると、

 

少しづつ弱っていく感覚があり、

ランディングに備えて今回はきちんとネットを用意。

 

 

寄せるためには、落ち込んでいる流心の中を

上流へと引き上げなければならず、

 

相手の抵抗もあり5回ほどチャレンジして、

やっと寄ってきたところをネットイン!

 

 

f:id:konosirus:20200819122746j:plain

 

いや、マジか!

 

シンプルにでかい!

 

そしてカッコイイ!!

 

 

これはめちゃくちゃ良いヤマメです。

 

残念ながらメジャーを持ってきておらず、

 

手を広げてざっとサイズを測ると、

28センチほどでした。(±1センチ位)

 

もしかしたら自己記録更新だったかもしれませんが、

取り敢えず尺に届いていないのは確かです。

 

 

 とはいえ、

体高は素晴らしいし、厳つい顔つきに鋭い歯。

 

サクラマスに見られる藤色の構造色。

 

 

どこをとっても惚れ惚れするような魚体です。

 

 

最近は渓流魚を色々な撮り方で撮影するのにハマっていて、

今回も例に漏れず何枚か弱らないうちに撮ってみました。

 

f:id:konosirus:20200819134916j:plain

 

この二枚目を撮るまでにかける時間は10秒以内。

 

更に今回は一度魚をネットにとり、

素手ではなく道具を使って素早くフックを外し、

 

パシャリ

 

f:id:konosirus:20200819172440j:plain

 

 

自分から泳ぎ出そうとするまでは、

石で囲った中で一度落ち着かせます。

 

f:id:konosirus:20200819134837j:plain

 

 

その時にとったのがこれですね。

 

 

1枚目は厳つさと色合いが良く写ってます。

 

2枚目は少し顔つきが変わって見えますが、

体の厚みが増して見えますし、

 3枚目は魚体の長さがあるように写ってます。

 

4枚目は渓流魚らしいフォルムが強調されてますね。

 

信じられないかもしれませんが、

全て同じ個体です。

 

撮影の仕方でこれほど表情が変わるのは、

トラウト類ならではなのかもしれません。

 

 1枚目の写真は、

サクラマス感が出ててカッコよくないですか?

f:id:konosirus:20200819122746j:plain

 

f:id:konosirus:20200819173051j:plain

 

4枚目も雰囲気があって良いですが、

これが一番お気に入りです。笑

 

 

 

最近は基本的にリリース前提の釣りなので、

できればダメージを減らしてあげたいもの。

 

 

今回のヤマメはサイズが良く体力もあるので、

触れる場所を濡らしてやる事、

丁寧且つ素早く行えばこの程度の撮影には耐えられます。

 

タイミングを図ってリリースすると、

元気に帰ってくれました。

 

 

 

 

いや〜、良かった!

 

あんな魚今までにも一度しか手にしていない、

素晴らしいコンディションの魚でした。

 

 

konosirus.hatenablog.com

 

前回釣ったのも雨の後だったし、

 

勝納川×雨の数日後=大物

 

の方程式が見えてきますね。

 

 

「もう満足やし、後は軽く探って帰るか……」

 

 

そう思い更に上流へと向かうと、

その辺りも木が減っており釣りやすくなっていました。

 

 

人工のストラクチャーが多い川なので、

ポイントがとても見極めやすく、

 

先ほどと同じような流れを

ピンポイントで狙う作戦で行きました。

 

すると、

ダウンクロスのトゥイッチングにまたもやチェイス

 

今度はやや通すラインを変えて狙うとバイト!

 

しかしフックアップしません。

 

 

まだ魚は鈎に触れていないので、

チャンスはあると踏んで待機。

 

この間に先程の2投から次の手を考えます。

 

 

次のキャストはここにしよう!

 

そのキャストが無事に決まり、

想定通りのコースを流すと……

 

 

ドンっ!!

 

来た!

 

狙い通りでめっちゃ気持ち良い!笑

 

 

f:id:konosirus:20200819181106j:plain

 

これもビッグサイズ!

 

先ほどより顔つきの優しいヤマメ。

 

26〜7センチはあるでしょうか。

 

さっきと同じ方法で測ると、

同じサイズ感でしたが、わずかに小型でした。

 

 

今ハマった作戦は、「魚の移動距離を短くする事」です。

 

1、2投目は反応こそあれ、ミスバイトになっていました。

拙い絵と汚い字で書くとこんな感じ。笑

 

f:id:konosirus:20200819181451j:plain

 

 

左右に反転流が出来るいいポイントで、

どちらもいい場所です。

 

一投目のキャストは流れに対して常に同じ角度で、

より長く引ける最も良いコースです。

 

ところが、落ち込みの真下にいる魚から見ると、

必ずしも良いとはいえません。

 

 

要は魚の後ろから真直ぐにルアーを通すと、

 

魚は一度振り向いてから、

追いかける途中で再度反転するという動きになります。

 

ところが3投目のコースでは、

浅瀬に当たって右に行く流れに乗せながらの誘い。

 

白泡の中にいる魚の目線では

自分の横をかすめていく状態になる分、

 

直線的にルアーにアタックしてきます。

 

 

これほど想像通りに反応を出せて、

ましてやこのサイズ!

 

嬉しくないはずありません。笑

 

 

 

その後もポツポツと小型ヤマメに遊んでもらい、

アークスのあたりで折り返すと、

上りでは通せなかったポイントも狙えます。

 

そんな一ヶ所目の場所で、

流芯の白泡を横切るように流すと、

 

今度は一発目のバイトでしっかりフッキング!!

 

 

こいつもでかい!!

 

キレのある反転と、鋭い走りは間違いなく大物。

 

まさかまさかと思いながらもネットイン!

 

 

足元が不安定なので、

うまく写真が撮れずこんな感じに……

 

f:id:konosirus:20200819184737j:plain

 

こいつも30近いビッグヤマメです!

 

サイズ感の伝わらない画像ですみませんが、

婚姻色が浮かんで来た、鼻曲がりの立派なオスでした。

 

肝心の顔見切れてますけど。笑

 

 

このサイズといい顔つきといい、

めちゃくちゃ私のタイプでしたが、

 

いい画像をとることができませんでした。笑

 

 

 

流石に辺りも暗く蚊が飛び交い始めたので、

大満足で納竿としました。

 

 

 

今回は魚の着き場が白泡渦巻く淵の中ばかりで、

しかもその泡の下を通す必要がありました。

 

ノーマルのシルバークリークミノーでは厳しい場所も多かったものの、

ダートカスタムではカバーでき、

なおかつ素晴らしい釣果をもたらしてくれました。

 

 

手持ちはヤマメカラー1本だけですが、

これは追加購入決定ですね。笑

 

 

それでは!