夏ヤマメ、1里1匹……。
皆さんこんにちは。
巷ではサケが豊漁だそうで、
良い話も耳にします。
サンマやホッケなどもそうですが、
いろんな魚の漁獲量が減っているそうですから、
せめてもの救いと言って良い……のかもしれません。
そんなわけで私もサケを釣ってみたいと思って、
友人から釣れたという情報を聞いた勝納川河口へ向かったんですが…
「…………俺には合わないね。」
折角こちらがスプーンに自作のフックをセットして、
フクラギのエビ粉塩漬けを持っていっても、
夕まずめに大群で現れたサケが、
片端から「引っ掛け」に打たれまくって四散してしまっては……
必死に頑張っているこちらが虚しい気がしますよね。
そこでこの週末は、
うだるような暑さの中、涼を求めて渓流へ向かいました。
気温の上がらない午前中の釣行です。
南樽市場周辺から、ミノーとスピナーで狙いました。
溶存酸素量の多そうな瀬になっているポイントで、
スピナーベイトのダウンクロスでヒット!
狙い通りヤマメがヒット!
この時期らしく小型ですが、
久々の美しい渓魚の魚体にささやかな感動にひたります。
開始すぐのヒットに期待が膨らみましたが、
この後しばらく反応がないまま、釣り上がりました。
日差しが強くなる中、
木陰で休んだり、川の水に触ってみたりしながらの釣り。
サケ釣りとは正反対の癒しの時間です。(笑)
ずっと上流へ進んでいくと、
たまぁ〜〜〜にチェイスがあったりしますが、
次のヒットはかなり後。
堰堤の落ち込みにできた、
早い流れの中から短い移動距離でのチェイス。
間をおいての2投目でのヒットでした。
ここから更に、
遊歩道の途切れるアークス周辺まで足を伸ばしましたが、
バラシが何度かあり、キャッチゼロ。
水温の高い時期のヤマメはやはり難しいですね。
そしてこの日、
下流から1キロ以上を釣り上がりましたが、
キャッチは2匹。
国によって違いますが、
現在の中国では1里500メートルと定義されているので、
渓流釣りの格言の一つである
「夏ヤマメ、1里1匹。」
というその通りの結果になってしまいました。
例年よりも早く
上流域までたくさんのサケが遡上していたので、
今年は遡上数が多いのは確かなようです。
サケの引きを味わいたい気持ちは山々ですが、
あんな釣り場はできれば行きたくないもの…。
また挑戦するかは不明ですが、
ヤマメの顔を拝むことができたので
取り敢えず満足。
それでは。