konosirusの日記

小樽近郊でいろんな釣りを楽しんでます!

自作シリーズ ハリ外し器(試作)

 

 

 

 

なんか…………

 

 

雪すっごいですね。笑

 

 

 

 

天気さえ良ければ釣りに行きたいのですが、

これほど降ってしまうと足場が悪い。

 

ホッケのショアジギまではもうちょい、

それまではチカと遊びたいんですがね〜。

 

 

そんな私は、

暇つぶしの自作シリーズに手を出しました。笑

 

制作過程などは撮影してなかったので、

写真より文章多めです。

 

 

 

用意したのは、

 

線径1.2mmの硬質ステンレス線と、

持ち手になる厚さ1cmのバルサ材。

 

それから加工用のヤスリやサンドペーパー、

仮止め用にゲルタイプの瞬間接着剤を使いました。

 

 

 

まずは持ち手の加工から。

 

バルサ材を長さ10cm、幅2cmに、

2本切り出します。

 

こういう時、

バルサは切りやすくて良いですね。

 

 

 

ゲルタイプの瞬間接着剤を少量塗布し、

この2枚を貼り合わせて仮止め。

 

この状態で加工した後、

一度剥がしてステンレス線を挟み込む感じですね。

 

 

 

握りやすさなどに配慮してシェイピングし、

サンドペーパーで表面を整えて持ち手の完成!

 

そうしたらデザインカッターなどで仮止めを剥がします。

 

 

 

 

今度はステンレス線の加工です。

 

 

ステンレス線をただ真っ直ぐ挟むだけでは、

何となく強度的に不安があったので、

 

持ち手に挟む部分をペンチで数箇所曲げておきました。

 

 

それが収まるように、

バルサ材の貼り合わせ部分に溝を掘って……

 

 

今度は完全に固定するため、

ガッチリ固まるタイプの瞬間接着剤で貼り合わせれば、

 

持ち手にステンレス線がついた状態になります。

 

 

ミノーとかジグミノーの自作で、

私が普段使う手法ですね。

 

(内部の画像なくてすみません)

 

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完成した物ではありますが、

持ち手は大体こんな感じ?

 

 

ここまではただの準備。

 

 

 

今度は、

実際に魚を外す部分を作っていきます。

 

今回魚外し器を作ろうと思ったのは、

チカのウキ釣りの際の手返し改善のため。

 

 

チカの口は柔らかいので、

ハリ外し自体は難しくありません。

 

しかし20センチ近くもなってくれば、

ワカサギのように指で挟み込もうとすると、

結構力も要ります。

 

冬の釣りでそんなに指先に力入らないじゃないですか。笑

 

 

挟み込んで引っ張るタイプだと、

ハリスやハリにもダメージが残りますし……

 

 

 

つまり、

今回のハリ外しの機構は、

 

挟み込むタイプや

飲み込んだハリを引き出すタイプでは無く、

 

 

ハリの向きを返して振るい落とすタイプ。

 

 

 

そのためのベンド部分を作りました。

 

 

 

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試作第一号はこんな感じ!

 

 

魚を掛けやすいように角度は少し広め、

引っ掛けた後ずれにくいように段差も付けてみました。

 

 

初めてなんで何も言えませんけど……

 

我ながら、中々良いんでないかい?笑

 

 

 

右手の竿で抜き上げた魚を左手で受け、

ラインを右手に持ち替えた後左手で魚を外す……

 

この左手に今回のハリ外し器を持つわけですね。

 

 

あとは持ち手のコーティングしておいた方がいいかな?

 

 

 

作ってみて思ったのは、

思ったよりもステンレス線がたわむ事。

 

チカなら大丈夫でしょうけど、

中サバとかだと負けちゃうかもしれないですね。

 

2mm以上の太さがあっても良いのかも。

 

 

このしなりがむしろ勝手がいいかもしれないですし、

 

もう一回天気の良い日があったら、

チカのウキ釣りに行って検証してみたいですね。

 

 

それと今思いついたことですが、

アウトドア用品なんかで持ち手付きの鉄串ありますよね。

 

ステンレス製で程よい太さと形状なら、

ペンチで曲げるなどして使えるかも。

 

 

ウキ釣りだけでなく、

サビキなんかでももちろん使えるはずですので、

 

興味があったら皆さんも、

お時間ある時などチャレンジしてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

それでは!