チカのウキ釣り in小樽港
皆さんこんにちは、コノシロです。
前回は新年一発目を幸先よく、本命ゲットとすることが出来ました。
しかしながら、
寒さ厳しい北海道の夜に通い詰めてやる程、
私は強い人間では無いのです。
1匹見れただけで満足してしまいました。笑
それでも天気の良い週末となれば、
何かしら手を出したくなるのが釣り人のサガ……
そんな訳で今回は、
チカのウキ釣りに挑戦してきました。
挑戦とは言っても、
私にとっては馴染みのある釣りなんですが……
港でチカ釣りをやってる人って、
サビキとかスピード仕掛けばかりですよね。
私もそれ以外でやってる人はまず見たことないです。
サバならたま〜〜にやってる人もいますけどね。
自分は中学生の頃からこの釣りをやってたのですが、
そういや最近やって無いなと。
仕掛けは至ってシンプルで、
3.6mの延べ竿に1.5号位のナイロン、
小さめで浮力の強過ぎない棒ウキにガン玉とハリというもの。
仕掛けの操作性が無いと手返しが悪いので、
サオは長過ぎない方が良く、
安いので充分なので、
軽量で空気抵抗の少ないカーボンロッドを選ぶと、
もっと良いのではないかと思います。
ハリはハリス付きの秋田狐や袖バリ、
チカバリなんかの3号位を、ハリスどめに通して使ってます。
あと私の場合、
エサは冷凍アミエビを解凍して持っていってます。
それを1匹チョン掛けにして、
軽く撒き餌を打ったところに投入。
ウキのトップが、
スゥ…
と沈んでいくアタリが来るので、
合わせを入れてやります。
すると!
早速本命!
このアタリが楽しいんですよね〜!
手返しも悪いし1匹ずつのこの釣りは、
高活性な時の数釣りとかには向きません。
しかしこの釣りは、
食い上げ、居食い、ショートバイトなどなど……
竿先だけでは取れないアタリが、
実によくわかるのですよ。
この多様なアタリに対応して、
1匹1匹丁寧に釣るのが大好きでしてね。
そして時には、
最も有効な釣法にもなるんですよ?
サビキ仕掛けは構造上、
どうしてもラインテンションが常にかかりますよね。
食い渋りの魚はそれがとにかく嫌みたいで、
Uターンしたりすぐに離したりするんですよ。
その点ウキ釣りではオモリは1gにも満たないですし、
ウキとオモリのテンションはサビキよりはるかに小さくなります。
その結果口を使い易く、深く食い込むという訳です。
浅ダナだとハリを加えたまましばらくの間、
次の餌を探して泳ぎ回る様子が見えたりもします。笑
この日は他の人達と同じくらいのペースでしたが、
スピード仕掛けではポッツラ、ポッツラという日でも、
ウキ釣りならテンポ良く釣れるって事も良くあります。
この日は2時ごろから4時半ごろまで、
途中風で釣りづらいタイミングもありましたが、
比較的よく釣れました。
久しぶり過ぎて、
初めは棚や手返しに若干苦戦しましたけど。笑
実質2時間ちょっとで54匹!
今回のチカは粒が揃っていて、
15センチ前後の良型がほとんどでした。
全てリリースしましたが、
10センチほどの子ニシンが十数匹。
陽が傾いて来るとこの子達がだいぶ煩くなってきたので、
気持ち早めの納竿となりました。
持ち帰ったチカは、
安定のフライや南蛮漬けに加えて……
昆布締めが美味かった!
ちょい釣りですぐに帰ってきたので、
抜群の鮮度感がもったいなくて。
塩水に酢を垂らして軽く洗ってから、
蒸した昆布に挟んでみました。
しっとりときめの細やかな身に、
昆布の旨味とほのかな脂の甘さが逸品でした。
ただまぁ、
アニーもいるのでオススメはしません。笑
自分でリスク回避できる自信のある方は、
自己責任でどうぞ。
という訳で、
今回はチカのウキ釣りをやってみました。
敢えてこんな釣り方をする人は少ないかと思いますが、
やってみると奥の深い釣りです。
サヨリみたいにシモリウキを使っても面白そうですし、
外道や小型を避ける技術等々……
まだまだ私も模索中ですからね。
小樽にいるうちに、
もう一回やっておきたいですね〜。
そういえば忘れてましたが、
釣果写真のチカ達の中に実はオオナゴが1匹混じってるんですよ。
見つけられたあなたには、
次の釣りできっと良いことが……
なんつって。笑
それでは!