自作シリーズ第二弾 〜逆さ毛鉤〜
前回、
自作シリーズという名を出してから、
だいぶん期間が空きましたがやっと第2弾。
昨日使った逆さ毛鉤が少しボロになってしまったので、
今回の久し振りにフライタイイングに挑戦。
手順を思い出しながらまとめていきます。
今回作るのは
テンカラではスタンダードな逆さ毛鉤をイメージしたフライ。
製作手順がさほど複雑ではないので
感覚を取り戻すにはうってつけ。
まずはバイスと呼ばれる固定器具に針をセットし、
スレッドを下巻きしていきます。
下巻きするとき、虫の胴体にあたる部分を少し
太めにしておくのが、私の好み。
くれぐれもハリスを結ぶアイを潰さないように注意します。
続いて、
ハックルを取り付けます。
私の場合、ハックルの裏側が上を向くようにして取り付けます。
アイ側から3〜4周、ねじれないよう密に巻いて、
スレッドで固定します。
これをアイ側に少し閉じるように、
ハックリングしたファイバーの根元を少し巻きます。
こうすることで、糸を引いたときにより強く毛鉤が踊り、
アピールアップが望めます。
これだけでも十分使用可能ですが、
アピールを高めるためにここからボディを作っていきます。
(ピンボケの写真だけ間違って保存してしまいました。様子だけ。)
ピーコックハールと呼ばれる、
孔雀の飾り羽の一部を一定の間隔で、
ねじれないように巻きます。
余分な部分をカットしたら、
別のピーコックハールを用意します。
こちらはフリューを爪で取った軸だけを使用し、
虫の体節を表現します。
ちなみにフリューというのは、
ピーコックハールにびっしりと生えた細かい毛のことです。
独特の光沢でアピールが高く、つけたままがさっきの部分。
フリューを取った軸は平たい帯状で、虫っぽさを出すのに使います。
横から
分かりづらいですが、
フックの後半に縞模様ができて、虫の腹っぽく…なってると良いな。
うえから
最後にハーフヒッチでフィニッシュし、
余分なスレッドをカット。
また今回はハックルを巻いた時に、
少し長くなりすぎたので、短めにカットしました。
仕上げとして結び目と、節を表現した部分に、
瞬間接着剤でコーティングして終了。
久しぶりの割りにはなんとかなりましたね。
どうにも撮影には慣れず、見づらい写真ばかりでしたが、
一応忘れないように、記録しておきます。
これで、
手持ちのドライフライとは違う、
水面下の釣りの引き出しも確保したことになります。
これで釣果アップ間違いなし!?(笑)
新しい仕掛けを作った時って
必ず釣れる気がしてしまいますよね。
またいつ川にいくかわかりませんが、
このフライで釣れると良いです。
それでは!