konosirusの日記

小樽近郊でいろんな釣りを楽しんでます!

北海道のアオリイカ

 

 

 

 

 

今更感があることを言いますが、

 

今年のアオリイカはすごかったですね!

 

 

ちょっと前の釣り新聞には適性水温が18度くらいで、

それを切るまでは釣れるだろうと。

 

小樽周辺の海面温度は17度くらいになってなお、

まだポツポツ上がっていたようです。

 

魚影が例年より濃いのも大きいでしょうけど、

狙う人が増えたおかげで去年より情報も増えてます。

 

 

前回は今年のアオリイカ釣行を振り返ってきましたが、

残りの釣行をここでも軽く記録しておこうと思います。

 

 

 

なお、

後半では個人的な持論が展開されてるだけなので、

 

興味のない方は途中で引き返しても損はしないですよ。笑

 

10月7日

 

 

f:id:konosirus:20201108160845j:plain

 

 この日は新戦力として、

ケイムラカラーを迎えての挑戦。

 

こいつがハマって、

入れ食いとはいかないもののランガンで連発!

 

f:id:konosirus:20201108165349j:plain

 

 

この日は3杯のアオリイカの他にも、

多数の反応があり楽しむことができました。

 

 

10月8日

 

次の日も同じエリアをランガンしてみると、

ケイムラのエギが絶好調。

 

f:id:konosirus:20201108165639j:plain

f:id:konosirus:20201108165658j:plain

f:id:konosirus:20201108165714j:plain

 

アオリ狙いのエギンガーたちが苦戦する中、

ランガンして3杯ゲット。

 

おまけに夕まずめにはマメイカとチビスルメイカをゲットして、

イカ3目を達成しました。笑

 

 

10月9日

 

確かこの日がアオリ狙いのラスト釣行だったと思います。

 

f:id:konosirus:20201108170124j:plain

f:id:konosirus:20201108170132j:plain


サイズ感が伝わらない写真ですが、

200gサイズも混じって3杯ゲット。

 

 

イワシカラーを投げたりもしてみましたが、

日中は明らかにケイムラカラーに分があるようでした。


 

 

そんなこんなで、

話題になった今年のアオリイカは、

 

8回の釣行で32杯キャッチという結果でした。

 

昨年は5回ほど行って1杯でしたので、

去年の20倍に及ぶペースで釣果を重ねたことに。笑

 

しかもシーズンを通して、

20〜30gサイズのアオリも観察できましたし、
 

北海道でも繁殖していることは確実なようです。

 

 

 

 

表面水温が14度以下になっても、

手練れの方は釣果をあげていらしたので、

 

意外にも適性水温以下でも活動できている様子。

 

 

温暖化の影響で北上しているということはよく聞きますが、

何年も前からアオリ自体上がってはいたわけですよね。

 

 

もともと低水温にある程度抵抗のある、

東北地方などの個体群が以前から北海道でも少数生息していて、

 

なんらかの影響で今年生まれの稚イカの生存率が上がり、

多くの個体が見られるようになったとも考えられそうですね。 

 

 

私も北海道で確認されているアオリイカが、

どのようなライフサイクルを持っているのか気になりますが、

調べてもなかなか分からないことが多いです。

 

死滅回遊説もあれば、完全に定着しているという話も…

 

 

ここからは全く証拠のない私の空想ですが、

 

北海道周辺の海域が活動できる水温になった時、

本州では産卵シーズンになっています。

 

①「産卵前線」の北上と共に夏の北海道に、

本州由来の親イカが一部回遊してくる。

 

②産卵後親イカは死亡する。

 

③秋になると成長した子イカが見られるようになる。

 

 

と言うサイクルがあると考えれば、

個人的にはしっくりきています。

 

 

2世代にわたる死滅回遊とも取れますが、

 

越冬する海域が確保されていれば、

北海道生まれの個体が翌年再び回遊してくるでしょうし、

 

生息域として考えて良いのではないかとも思うわけです。

 

 

 

 

調べてみると、

今年の日本海は6月から7月にかけて

平年より水温が2〜3度高い海域が北上していました。

 

そしてその海域は水面温度が18度前後の部分と重なってもいました。

 

 

アオリイカの産卵する海域が北上するころ、

北海道では産卵に適した水温が

例年よりも保たれていた可能性もあると言うわけです。

 

9月に入ると再び平年よりも水温が高い時期があり、

これが稚イカの生存率を高めたとすれば、

 

今年のアオリイカの多さにも頷けると思います。

 

 

 

偉そうに捲し立てていますが、

客観的な証拠などないので、

信じるかどうかはその人次第ということで。笑

 

 

もしかすると来年の動向を見てみれば、

もう少し想像がついてくるかもしれません。

 

完全に定着していれば、

来年も個体数が多いと予想されますし、

私の仮説が正しければ水温の傾向次第で変わるでしょう。

 

尚更来シーズンが楽しみになるわけですね!

 

 

 

一月前の情報で後半は文字ばっかでしたが、

 

「来年のための記録&思いつきのメモ」

ということで勘弁してください。笑

 

 

 

 

 

それでは!