皆さんこんにちは〜。
前回の釣りでも感じましたが、
今年の冬はチカが好調のようです。
だいたい冬の時期のチカは釣りやすいのですが、
釣具屋さんの話でも良い釣果が多く聞かれるそう。
小樽で釣りをするのもしばらくお預けなので、
釣れるうちにやっておこう!
前回は夕方の2時間ほどだけでしたが、
少し早めの1時ごろに入釣。
ざっとポイントを見回せば、
スピード仕掛けにパラパラ釣れてました。
雪と工事で狭い岸壁に隙間を見つけ、
海を覗いてみれば魚が丸見え!
それもそのはず……
眩しい日差しが海面を照らしています。
早速前回と同じく一本バリのウキ仕掛けで、
アミエビを撒きながら釣り開始。
しかしその日差しの影響からか、
随分と喰いが悪い……
水面下に目を凝らすと、
普段より魚がハリをよく見てますね。
もしかすると、
ハリの光沢やハリスが目立ってしまっている?
いつもはチョン掛けにしているアミエビを、
しっかりと通し刺しにするとペースアップ!
それでもウキに出ないアタリや、
合わせてもならないことが多く、
前回に比べ難しい釣りです。
なるべくハリが目立たぬようなエサ付けと、
丁寧なコマセワークを心がけると、
安定して釣れるようになりました。
シンプルな釣りですが、
こう言った楽しみ方が良いんですよね〜。
前回は子ニシンがうるさかったのですが、
そちらは今回は1匹だけ。
むしろ今回はこの子達が元気でした。
コマセに寄って来る個体も多いですし、
時折大群で回遊していました。
この時期のオオナゴは産卵前で、
パンパンに卵をもってるんですよね。
あまり釣れるイメージは無いかもしれないですが、
冬場は日によってサビキでよく釣れたりもします。
この日はオオナゴに邪魔されて
チカが釣れないという方もいたようです。
私は別にオオナゴが好物という訳でもなく、
ヒラメやソイで使う予定もないので……
10匹ほど釣れたのは全部リリースしました。
頑張ってたくさん卵を産んでね。
気温も0度より少し低いくらい、
風も気にならずストレス無く釣りができました。
時間が経つにつれ仕掛けが見えづらくなったのか、
段々と喰いが良くなり、
夕方には入れ食い確変モードに突入!
その結果……
バケツから溢れました。笑
太陽が天狗山の裏に隠れると、
ウキの視認性も下がってしまったので納竿としました。
新しく海水を汲み上げ魚を洗い、
しまいつつ数えると117匹!
小型を多数リリースした他、
ハリ外しを雑にしたせいで逃したやつも結構おり、
4時間で推定130匹以上の大漁となりました。
帰宅後は少し休憩ののち、
気合の下処理タイム!笑
ざっと洗いつつ鱗やヌメリを落として、
頭とワタを取り背開きに。
無心でひたすら捌き続けること1時間半……
気がつけば80匹ほどをフライ、天ぷら用に開いてました。
マジで売るほどあるな。笑
氷水に漬けていた残りは鮮度感と肥え具合を見て、
昆布締め用と干物用に仕分け。
干物用は処理が楽で良いですが、
昆布締め用には、
三枚おろし、腹骨を漉いて、皮ひいてから酢洗い……
作業工程も増えるから大変です。
どう考えても楽しみすぎましたね。笑
丁度良く昆布締めが食べ頃だったので、
今日の夕飯はこうなりました。
チカの昆布締め握り!!
これがまぁ美味しい……
魚が綺麗なので誤魔化しかけられてますけど、
なんて稚拙な握りでしょうか。笑
あまりシャリの方を見なければ、
飴色の身に皮目が美しいですね。
しかし忘れてはならないリスクヘッジ。
3枚に卸した際、昆布に挟む際、
そして握る前と3段階のアニサキスチェック!
それくらいしないと、
中々安心できないですからね。
今回は開いたのと刺身用のと100近く捌きましたが、
少なくとも7匹のアニサキスを身に確認できました。
火を通すなら気にしませんけど、
生食を考えると14匹に1匹は結構な高確率ですね。
きちんと処理したホッケなら、
ホッケ10匹につき身に付くアニーは1匹くらいですから、
刺身を取るなら200切れに1匹くらい?
う〜〜ん……
皆さん、
チカの生食はやめましょう!(どの口が……笑)
まずもって回転寿司では見ないですし、
釣り人の特権と思うとやめられないんですよね〜。
喫緊の課題としては、
手元にある大量の背開きのチカの行方でしょうかね……
それでは!