遂に因縁(?)の沖堤釣行!
どうもこんにちは、コノシロです。
ちょっと長文なので、
お時間ある時にどうぞ。
今回はかな〜り久しぶりのちゃんとした釣りです。笑
しっかり竿を振ったのは、
ごンたさんと小樽でエギングして以来……?
狙いは沖堤にわたってのロックフィッシュ!
いや〜……
沖堤といえば本当に呪いがスゴいんですよ。笑
何年か前からvoxyさん達の沖堤釣行に参加しようとするも、
その計画のことごとくで間が悪く。
試験があったりで予定が合わない事もあれば、
今年の計画では時化にぶつかるという悲劇にも。
そもそも小樽にいた頃にも、
ロックなどを始める頃には沖堤に乗れなくなっていたので、
沖堤のある大型港という好立地に住むも、
船渡しでの沖堤はずっとエアプでした。笑
それが今回は、
函館に店を構えるインパクトさんにお邪魔した際、
沖堤ロックフィッシュの企画があることを知りました。
函館港それ自体がロックフィッシュのフィールドですが、
その沖堤と言う事でやはり釣果が出やすい模様。
青物の釣果も多く、
潮通しや水深の深さ、構造物などの条件がいいのでしょう。
そんな好釣り場の近くに居ながら、
流石に一度も行かないのは勿体無さすぎる話!
忙しかった最近には珍しく、
丁度釣りに行けないか迷っていた日だったので、
その場で申し込みを決めました。
店員さんのお話によれば、
午後2時から9時までの間の釣行で、
日中はアブラコをメインに、
夜はボトムのハチガラ、カサゴにスイミングのクロソイと……
比較的安定して釣果が出るからとのお話に、
沖堤エアプ民のお安い妄想が膨らみます。笑
小物を揃えてタックルのメンテもしつつ、
前日にかかってきた連絡事項。
「風強くて出られるのは17時以降みたいです。」
あれ、嫌な予感。笑
これまで散々悪運の強さを発揮してきた沖堤に、
すぐさま勘が黄色信号を灯します。
一先ずアブラコ狙いは薄めなので、
ソイのスイミングとハッチー、カサゴを意識した準備をしました。
何気に北海道でカサゴが出るのはレアなので、
そちらも狙う気満々ですね。笑
期待半分、不安も半分という中で、
沖渡しをされている長良丸の船は夜の函館港に繰り出しました。
やはり冷たい風が吹いていましたが、
止む予報を信じていざ上陸!
上がったのは先ほどの航空画像に写る、
1番沖に面した斜めに入る「島堤」という堤防。
まずは足元付近から地形把握をすべく、
フロロ16lbのベイトタックルで14gのビフテキを投じます。
案の定水深はかなり深く、
感覚としては忍路の竜ヶ岬と同程度。
着底までに鼻歌でサビを一つ通せるほど。(?)
ある程度手前の地形が把握できたところで、
ラテオ93mlに持ち替えスイミングパターンにシフト。
以前にも何度か出ている、
お手製モロパクリスピナベで沖を探ることに。
すると右手から吹く風と逆向きに潮が走っており、
かなりボトムが掴みにくい状況です。
時折プルプルっとした感触は来ますが、
思いの外渋い感じ……
周囲でもスイミングパターンが不調のようでしたので、
今度は10〜20mほどの距離の駆け上がりにスポット。
カラーもカモ系に落として狙っていくと……
駆け上がりの中腹付近で「カツッ!」と、
食い気のありそうなアタリ!
水深の分だけ時間をかけて上がってきたのは、
35センチほどのアブラコ!
小振りではありますが、
お腹の張りはプリスポーンの個体なのかも……?
予定には無い魚でしたが、
取り敢えずはボウズ回避!
沖堤初フィッシュに感謝して、
いつかビッグママとして会えることを願いリリース。
この企画に同行していたインパクトの店員さんに、
「もう一段下のブレイクにクロソイがついてるかも」
という有力情報を頂き、
改めてラテオでそちらを狙ってみることに。
チャートのようなカラーやスピナーに反応がなかったので、
14gのビフテキにデスアダーグラブのパールホワイトグローをセット。
それも蓄光はさせずに使いました。
堤防の先端付近では潮の向きの塩梅がよく、
一段下のブレイクにドリフトさせながら通せるポジションを発見。
デッドスローに巻いてボトムスレスレを通しつつ、
駆け上がりを舐めるように通すとアタリ!
コッ……
という小さなアタリと共に、
ロッドティップがモタレたので巻き合わせ気味にフッキング!
潮と水深で重量感は充分に、
上がってきたのは30弱のマゾイ!
これまで20センチ未満で金魚みたいなサイズばかりだったので、
自己最高クラスでは無いでしょうか。笑
極端に痩せてはいませんが、
何故かあまり引かなかったのでカジカかと思ってしまいましたね。
ここまで、
開始2時間以上が経ってやっとこのくらいの反応。
釣れないことはないですし、
上手な方はポッツラ魚もあげていますが、
前情報に比してかなり渋々……
ガヤ狙いに割り切ってグラスミノーを通せば、
やや渋めもコンスタントにヒット。
夏枯れの疲労が抜けていないのか、
どの個体も痩せ気味です。
その後は月明かりが強いこと、
全体に活性が低いことから考慮して、
ウォーターメロン系に夜光ソフトビーズを使い、
小さなスポット発光を透過させて狙うと反応が好転。
20センチほどのガヤ数匹ののち、
25センチほどではありますが狙いの一つクロソイ!
この子は居着きの個体ですが、
好条件の時は回遊系が出るそうです。
回遊個体が駆け上がりに浮いていると、
スイミングパターンで出ると店員さんに教えていただきました。
ラスト1時間弱はハッチー、カサゴ狙いで、
ベイトタックルで穴撃ち、際攻めを敢行しましたが、
ガヤとチビマゾイの追加に留まり、
敢えなくタイムアップとなりました。
釣果はオールリリースで、
20〜30弱のマゾイ3尾
35位のアブ1尾
25位のクロソイ1尾
20前後メインにガヤ10匹程度と言う感じ。
釣りも久々でしたがロックもかなりやってなかったので、
はじめはベイトキャスティングの練習から。
かなり活性の低い日に当たってしまったようですし、
思い通りの釣り方はできませんでした。
しかし運が悪ければガヤのみでもおかしくない中、
中型とは言えソイもアブも出せたので、
結果だけ見れば悪くはないのかも。
出航が遅れ風も潮も強く、
ショートバイトばかりの激渋と言う条件で、
色々と悪運の強さを感じさせる釣りでした。笑
小樽にいた頃に知り合った方とも偶然お会い出来ましたし、
近いうち再戦が出来たらいいですね。
それでは!