konosirusの日記

小樽近郊でいろんな釣りを楽しんでます!

ドンコマスター(?)の誕生なるか

 

 

 

遅ればせながら、

あけましておめでとうございます。

 

更新頻度と内容が安定しない、

残念なブログとして有名なコノシロです。

 

 

 

前回は2022年を締めくくる釣り、

釣れたのはまさかの特大ドンコ!笑

 

しかし、

私はドンコことエゾイソアイナメに悪い印象は無く、

持ち帰り食すととても美味かった。

 

 

てな訳で、

あけおめfishingはドンコ狙いでいったれ!笑

 

 

 

今回の目論みは、

前回同様エメラルダスmxでロックをやりつつ、

 

冷凍庫の肥やしと化していた塩辛を、

ブラーに付けてドンコも狙うと言うもの。

 

 

狙う人が少ないだけに、

釣り方が分かれば一躍ドンコマスターです。笑

 

 

 

そして新兵器も導入します。

 

 

 

エコギア 熟成アクア!

 

ガルプと並び汁もの系ワームの代表格ですね。

 

 

 

厳冬期や食い渋りで重宝されるものですが、

実は今まで使ったことがなかったんですよね。

 

 

厳冬期はロックやらなかったですし、

 

渋い魚を食わせるよりも、

食い気ある魚を探して行く方が性に合ってましたので。

 

 

 

前回はショートバイトばかりで、

グラスミノーの強みが中々出せなかったですし、

 

腐肉食のドンコは恐らく嗅覚が発達しているので、

こう言うのが効きそうですよね。

 

 

 

7gのビフテキに熟成アクアのリングマックス3インチ、

テクトロメインで壁際の釣りです。

 

 

もう一本のロッドには、

ブラーを結びイカ塩辛を数切れチョン掛けに。

 

腐肉食性の強いシャコにも効く塩辛ですから、

強烈な匂いでドンコも連れてきてくれるはず!

 

 

 

8時頃の開始から暫く、

予想に反して当たりがない時間が続き……

 

 

 

1時間ほど経ってやっとヒット!

 

 

20センチ強と小型ですが、

狙い通りのドンコ君。

 

 

餌は置き竿でロックメインでやろうと思っていたのですが、

しっかり餌も動かすと来てくれました。

 

 

 

同じ場所でもう一度ブラーを落としても、

残念ながら反応がなかったので、

 

熟成ロックマックスをボトム上1mで横切らせると……

 

 

 

 

 

カツッ!

 

 

……っゴン!!

 

 

 

 

ティップにハッキリとバイトが出た為、

スラッグを取り合わせるまでが反射的に決まりました。

 

 

ぐっ……ゴンッ!

 

ゴッゴッ!!

 

 

最初の抵抗を耐えると、

首を振る重量感のある引きが手元へ。

 

 

mlのエギングロッドを、

バットから思い切り曲げてきます。

 

 

 

慎重にリフトしてライトを付けてみて、

ちょっと困りました……

 

 

というのもリーダーは6lb、

タモは無く近くにはニシン狙いの方のみ。

 

ロッドはソリッドティップですし、

無理に抜けば首振りひとつでお釈迦ん。

 

 

しっかりと空気を吸わせて、

一か八かリーダーを手で持ちえいやと抜き上げ!

 

 

 

 

ふぅ〜……

 

よう上がったなぁ。

 

 

ちょっと痩せ型の個体でむしろ良かった。笑

 

 

 

性別はいまいち断言出来ませんが、

アフターの回復途中という感じの個体ですかね。

 

 

 

サイズはあのドンコより2センチ大きい、

およそ41センチ!

 

 

 

食べる身ぐらいは取れそうですが、

美味しそうには見えなかったのでリリース。

 

ある程度は美味しくできるでしょうが、

良い魚にこそ手をかける方がアガるタチなので……笑

 

 

 

アブラコが出てくれるならと、

ここから状況の好転に期待したものの、

 

相変わらず沈黙の海……

 

 

 

まだ回遊がないと聞いていたのですが、

ニシンがポツポツながら上がってましたし、

 

海中は港内にしてはかなりの透明度。

 

 

低水温で澄み潮の影響か、

バイトそのものが少ないですね。

 

 

 

狙いのドンコは餌で2匹追加できましたが、

ロックには極小のマゾイとクロソイのみ。

 

 

 

4時間程頑張ってみましたが、

気温も低く渋い為納竿としました。

 

 

 

帰宅後は下処理を済ませ、

身は一先ず昆布締めにしておきました。

 

翌日、

肝を湯引きして使った前回とは違い、

生のままで裏漉しして肝和えを作ってみることに。

 

 

 

前回は加熱をしたことで脂が分離し、

濃厚な味の代わりに脂のくどさが表面に出てしまいました。

 

何と無く予想しつつそうしたのは、

エゾイソアイナメのアニー保有率の高さ故……

 

 

対策は加熱や冷凍により死滅させるか、

虫体を完全に取り除くかになるわけですが、

 

生でも肝臓の場合であれば、

目の細かい濾し器を使い取り除けるんですね。

 

 

それが面倒だったので、

湯引きという手っ取り早い方法にしたのですが、

 

物は試しと生のまま使ってみると……

 

 

 

 

うん、これもうまいぞ!

 

濃口の醤油で黒めの仕上がりにしましたが、

コイツは米がいないと始まらんです。笑

 

 

無事に脂の分離は避けられたので、

これもアリですね。

 

 

実は前回の記事の後に、

湯引き後の肝をしっかりと脂抜きして作った際に、

 

非常に濃厚な仕上がりで美味しかったんです。

 

 

しかもその時は、

和えた後の身から出る水分を肝が吸い、

まとまりのある感じになりました。

 

 

なので、

肝の風味を味わうなら裏漉しで、

 

より濃厚さを好むなら湯引きと使い分けてもいいのかも。

 

 

ただし湯引き後はペーパーとラップで包み、

暫く重しをおくなどの手間が必要そうです。

 

 

いずれにしても美味かったです。笑

 

 

 

さて今回のテーマは、

「ドンコマスター」になれるかでしたが……

 

 

餌で釣れるのにワームでダメなのは違うよね。

 

熟成を通して無の場所に、

塩辛落として2匹目が釣れちゃったので。笑

 

 

ただ食べ方に関しては、

また一つ経験が増えたので良かったかな。

 

 

肝醤油のお刺身もいいですが、

一手間加えてうまく行くと楽しいですよね。

 

 

まぁ、

昆布締め、湯引きに脂抜き、又は裏漉しと、

 

一手間と言っていいかは分かりませんが……笑

 

 

 

今度作る時があったら、

ポン酢ベースにするか柚子の皮を刻んでもいいかも。

 

 

釣る方も食べる方も、

ドンコマスター目指して頑張ります。

 

 

 

 

 

それでは!